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国際女性デー 沖縄で活躍する女性たち

2023年3月8日に沖縄タイムスさんに掲載していただきました!

小禄理沙さん(30) ベビーシッター

 子どもの「やりたい」を一緒に楽しむ-。2021年8月にベビーシッター事業「ばんがむり」を立ち上げ、子どもが自由に遊び、考える保育で子育てをサポートする。交流サイト(SNS)を中心に情報を発信し、サービス登録者は200人を超える。

 宮古島出身。本島の保育園で7年働いた。「他の仕事も経験し自由に生きてみたい」と簿記講師を務めた専門学校では、自身の将来が想像できない生徒もおり「決められたレールを走った子は、自由な選択肢を前にすると迷うのかも」。若者を変えるには、保育から見直す必要があると思い立った。

 選んだのは、子や親とより深くコミュニケーションが取れると考えたベビーシッター。高い所に上る、水たまりに入るなど「危ない」「汚れる」と大人が止めてしまいがちな子どもの行動にも制限はなし。遊びながら、できることを学ぶ保育は、口コミで利用者が広がる。

 シッターを招くことに抵抗がある人もおり、車を利用した遊び場を計画中だ。「保育の質を底上げしたい。好きなことを仕事にできると若者に見せたい」。“元気”を意味する宮古の方言にちなんだ愛車「パニパニ号」の隣で声を弾ませた。(社会部・銘苅一哲)

沖縄タイムス社 記事引用

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